家の解体やリフォームの見積書を見ていると、
「基礎付着玉井撤去」なんて聞き慣れない言葉が出てくること、ありませんか?
一言でいうと、
基礎に残った金属部品の撤去のことです👌
「玉井(たまい)」とは、建物の基礎やコンクリートの中に埋め込まれている金属のパイプや金具のこと。
たとえば、
• 型枠を固定するための金属パーツ
• 仮設の支柱を差し込むための穴
など、工事中に使われる金属の部品を指します。
工事が終わった後も、コンクリートの中に一部が残ることがあるんです。
また、建物の基礎部分に残ってくっついている金属パーツを基礎付着玉井といいます。
時間が経つと、錆びたり、コンクリートを傷めたりする原因になることもあります。
🔹「基礎付着玉井撤去」ってどんな作業?
基礎にくっついている玉井を取り除く作業のことです。
実際の現場ではこんな流れになります👇
1. 基礎に残っている金属パイプやボルトを確認
2. サンダーなどで切断
3. ハツリ機などで周囲のコンクリートを少し削って取り除く
4. 取り外した部分をモルタルなどで補修して仕上げ
地味な作業ですが、後々の施工や見た目の仕上がりに関わる大事な工程です。
🔹どうして撤去が必要なの?
• 金属部分が錆びて基礎を傷める可能性がある
• 新しい基礎や床をつくるときに邪魔になる
• 見た目をすっきりさせたい
といった理由から、解体やリフォームのときにきちんと撤去しておくのが基本です。
🔹費用の目安は?
現場の規模や数によりますが、
1か所あたり数千円〜1万円程度が目安。
見積書で「基礎付着玉井撤去」と書かれていたら、
「基礎に残った金属をきれいに取る作業費なんだな」と思ってOKです。

